第39回SSP展

明日5月18日(金)より、1週間、
富士フィルムスクエアにて開催されるSSP展に
わたしのモリアオガエルが展示されます。
足をお運びいただけると幸いです。
http://fujifilmsquare.jp/photosalon/tokyo/s12/180518012.html

18日14時からのギャラリートークに出ます。
また、会場受付で下記日程にておりますので、
バンバンお声がけください。
18日(金)・21日(月)
午後4時〜7時

wakeupカエル

今年の冬は寒いと思っていたら、あっという間に春になりましたね。
でも日によっては、寒かったりも。

友人の庭で、目覚めたばかりのアマガエルに出会えました。
でも、じっとしたままで様子がおかしいのです。
普段は触らないようにしていますが、手に乗せてみました。

目は開いていますが、ぐったりした表情で動きません。
いつもなら、さっと向こうへ飛んでいくところです。
おそらく、変温動物の悲しい性、寒さのせいで体が動かないのだと思いました。

私の体温で暖まればいいのですが、一部だけが暖まることが果たして彼らにとって良いことなのか?あるいは熱すぎることはない?
判断がつかなかったので、地面にそっとおろしました。

すると、コロン、と転がってしまったのです。

やはり寒さのせいで体が思うように動かないのでしょう。

かわいそうに、と思いながらも、ユーモラスでかわいいなと思ってしまいます。
こんなところがカエルの好きなところです。

人間が介入するほどのことではないと思ったので、野ざらしにならないよう、近くにあった草むらの中に移動させておきました。

少しして様子を見に行くと、もう姿はありませんでした。

カエルの魅力とは

カエルを撮っている、と言うと、よくきかれるこの質問がこれです。

「カエルのどこが好き?」

ある同好の士がアマガエルを指して、うまいことを言っていました。

「一生懸命やっているけど、ちょっとドジなところ。」

すでに見つかっているのに、さも見つかっていないかのように、
じっと擬態していたり、エサであるはずの虫に体をよじ登られても、
動かなかったりします。

またあるときは、捕食者のヘビがすぐ近くにいるのに、居眠りしていたり・・・。

カエルを探して追って、彼らのことを知れば知るほど、
その魅力のとりこになってしまうのです。