今年の冬は寒いと思っていたら、あっという間に春になりましたね。
でも日によっては、寒かったりも。
友人の庭で、目覚めたばかりのアマガエルに出会えました。
でも、じっとしたままで様子がおかしいのです。
普段は触らないようにしていますが、手に乗せてみました。
目は開いていますが、ぐったりした表情で動きません。
いつもなら、さっと向こうへ飛んでいくところです。
おそらく、変温動物の悲しい性、寒さのせいで体が動かないのだと思いました。
私の体温で暖まればいいのですが、一部だけが暖まることが果たして彼らにとって良いことなのか?あるいは熱すぎることはない?
判断がつかなかったので、地面にそっとおろしました。
すると、コロン、と転がってしまったのです。
やはり寒さのせいで体が思うように動かないのでしょう。
かわいそうに、と思いながらも、ユーモラスでかわいいなと思ってしまいます。
こんなところがカエルの好きなところです。
人間が介入するほどのことではないと思ったので、野ざらしにならないよう、近くにあった草むらの中に移動させておきました。
少しして様子を見に行くと、もう姿はありませんでした。